キャリアカー
- 製品分野
- 用途・産業
大型トレーラーの一部や専用車両の荷台として、自動車を運搬するための車両用キャリアカーがあります。数台の車両を一度に搭載できるようになっており、車両を固定するための特殊な装置やリフトが装備されています。
特長
これらの車両用キャリアカーは、様々な用途に応じて設計され、移動の便利さや柔軟性を向上させるための構造となっています。多くの部品で構成され、正確で確実な組立工程が必要となり、そのための専用製造治具を活用して製作しています。
用途
車両用キャリアカー用のユニットとして採用されています。
フロア組立治具とフェンダー溶接治具
材料をはめ込んだ状態で寸法が出る(最終的な寸法確認は必要)ように設計してあり、溶接作業にありがちな、けがいて、仮溶接し、寸法確認を繰り返しながら完成させていくといった手間が無く、生産効率向上に貢献しています。
フロア部品
材質 :SS400(t3.2~t9)ZAM(t2.3~t3.2)SUS304(丸棒材) エコガル(t2.3~t3.2)エキスパンドメタル
使用する設備:レーザー、ベンダー、バンドソー、メタル切断機、半自動溶接機、プラズマ切断機、油圧ジャッキ
工程 :レーザー加工機で切断。ベンダーで曲げ加工。形鋼材はバンドソーで切断。
形鋼材は形状に合わせ、再度、レーザー加工機、メタルソー切断機、プラズマ切断機で加工。
部品を専用治具にはめ込んで仮組立て、寸法確認し溶接加工で繋ぎ合わせる。
溶接後の歪取りを油圧ジャッキで矯正しながら火口型溶接機で行う。天板としてエキスパンドメタルを溶接。
ポイント :部材を治具にはめ込み、寸法出し。寸法が出たら、溶接歪を最小限にするよう、隙間に補助プレートを挿入。
部材をしっかりと固定し溶接する事で、溶接位置をけがく作業や、部材のつけ忘れがなくなります。
がっちりと固定し溶接している為、歪も最小限に抑えられ、品質の安定に繋がっています。
フェンダ―部品
材質 :SS400(t2.3~t19) SPHC(t2.3~t3.2)
使用する設備:レーザー、ベンダー、バンドソー、3本ロール機、半自動溶接機
TIG溶接機、火口型溶接機、フライス盤、ボール盤
工程 :レーザー加工機で切断、ベンダーで曲げ加工、形鋼材はバンドソーで切断
ポイント :機械を使用せず、手作業で金属板を叩き、成形する「叩き出し工法」と呼ばれる方法で製作しています。
金属の特性形状を理解し、経験で培われた感覚的な技術が求めれる、非常に高度な職人技です。


