切削加工品
- 製品分野
- 用途・産業
マシニングセンタや旋盤、フライス加工機などを使用し素材を切断したり切削する加工方法です。ベローズ(蛇腹)などの複雑な形状からパッキンやボール形状まで様々な加工が可能です。また、量産金型を製作する前に、実際の材料で切削モデルを製作出来るのでデザインの確認や量産に近い状態での強度試験、その他機能試験を行うことが可能です。スーパーエンプラにも対応しています。
特長
切削加工の中でも樹脂素材の加工難易度は高く、摩擦による熱を考慮して加工しなければ変形してしまう特徴を持ちます。金属などの他の素材に比べて熱伝導率が低く、熱の影響を受けやすいことから、膨張や冷却後の変形などが発生しやすい傾向にあります。熱を抑えるために工具が接触する面積を減らしたり、素材の特徴を把握して冷却後の寸法を考えたりといった工夫が必要です。
用途
家電製品、車載用品、各種操作部品、絶縁板、銘板などに活用できます。