- 2026.01.07 技術情報 コラム
-
技術コラム:冬の寒さとゴムの意外な関係
寒さが厳しい季節になると、ゴムが硬く感じられることがあります。
冬の寒さが厳しくなると、日常的に使っているゴム製品が「なんだか硬くなった」と感じることがあります。これは、ゴムという素材が温度によってその性質を変えるためです。
特に天然ゴムは0℃を下回ると弾性が低下し、柔軟性が失われてしまいます。その結果、割れやすくなったり、衝撃に弱くなったりすることがあるのです。
この特性は、私たちの暮らしにさまざまな形で影響します。たとえば車の冬用タイヤでは、寒さでゴムが硬くなることによって路面との接地力が低下し、滑りやすくなってしまう可能性があります。
これを防ぐために、冬用タイヤには合成ゴムやシリカといった素材が加えられ、低温でも柔軟性を維持できるように工夫されています。
また、冬場に使用するゴム手袋や靴底、スポーツ用品などでも、使用されるゴムの種類や配合が重要です。寒さに対応した製品を選ぶことで、長持ちしやすく、安全性や快適性も高まります。
さらに、工業分野ではゴムホースやパッキンなどが寒さで硬化しないよう、特別な素材が使われることもあります。


このように、気温とゴムの性能には密接な関係があります。冬を快適かつ安全に過ごすためには、素材の特徴を理解したうえで製品を選ぶことが大切です。
ゴム材料の選定や品質にお悩みはありませんか?
冬場の過酷な環境下で発生するゴムの硬化や劣化は、安全性に直結する重要な課題です。司ゴムグループは、最新の知見に基づいて、使用環境に合わせた最適な耐寒ゴム材料をご提案します。
「低温でも柔軟性を維持したい」「特殊な環境下での耐久性を高めたい」といった具体的な課題はもちろん、既存製品の品質改善に関するご相談も承っております。まずはお気軽にご相談ください。