司ゴム電材株式会社 TSUKASA RUBBER&ELECTRIC MATERIALS CO.,LTD.

PRODUCTS製品情報

真空注型

金型の代わりにシリコンゴム等を複製用の型として使用し、型に樹脂を流し込み固化させた後、型を外して製品を作る方法です。

特長

真空注型は真空槽の中で真空状態を作り出し、型の隅々まで樹脂が行き渡るので気泡ができにくいのが特長です。材料別に大きく分けて、型にシリコンゴムを使用する「ウレタン樹脂注型」と型にアクリル樹脂を使用する「シリコンゴム注型」の2種類の注型品を製作出来ます。

用途

バックライト、キーボタン、メーターカバーなど

工程写真

工程写真
https://www.tsukasa-net.co.jp/content/wp-content/uploads/2024/10/IMG_3895-scaled.jpg

真空注型の工程

真空注型では3つのアイテム(見積もり項目)が必要となります。




①型を起こすためのマスター品

製品の元となりますが、TMCにて切削でマスター品の製作も行っています。型の製作毎にマスター品には負荷がかかりますので、形状や大きさにもよりますが、5つの型を成型ごとにマスター品を製作いたします。


②注型型

注型型を使用して製品を成型していきます。1つの注型型で成型できる個数は、20個程度となります。


③製品

注型型で一つずつ製品を成型してきます。


  • ①マスターを作成

    マスターとゲート(※)を作成します。
  • ②型枠を作成

    型枠の中にマスターとゲートをセットし準備します。
  • ③シリコンゴムの計量・撹拌

    主剤と硬化剤を量り、十分に混合します。
  • ④シリコンゴムの予備脱泡

    混合時にまき込んだ空気を抜くため真空脱泡します。
  • ⑤シリコンゴムの注入

    脱泡したシリコンゴムを型枠に流します。
  • ⑥真空脱泡

    空気を抜くため真空脱泡します。
  • ⑦ゴム型の完成

    型枠からゴム型を取出し切開してマスターを取出したらゴム型の完成です。
  • ⑧型の組合せ

    ゴム型に離型材を塗布しテープ等で固定して型の両面を合わせます。
  • ⑨樹脂の混合・撹拌

    主剤と硬化剤を量り、十分に混合します。
  • ⑩樹脂の注入

    成形用樹脂を注入口から流し込みます。
  • ⑪樹脂の硬化

    乾燥炉に入れ、硬化させます。
  • ⑫仕上げ・完成

    型を外し製品を取出し、仕上げの処理をしたら完成です。

※あらかじめ樹脂を注入する入り口を作成するためのABS等の丸棒のことです。




材料一覧表

グレード 使用樹脂 主な特徴 硬さ カラー
ABSグレード ウレタン樹脂 ABS同等の機械物性 曲げ弾性率2000MPa付近
ABSに近い硬さ
黒、ナチュラル、白
乳白
※調色可
PPグレード ウレタン樹脂 PPの様な柔らかさあり 曲げ弾性率1500MPa付近
PPに近い硬さ
黒、ナチュラル、白
※調色可
ゴムグレード ウレタンゴム エラストマーの試作に最適 硬度50~90°迄調整可能 黒、ナチュラル
※調色可
透明グレード ウレタン樹脂 アクリル相当の透明性、
外装品カバー等に最適
透明
※調色可
遮光グレード ウレタン樹脂 バックライト等の遮光が必要な部品に使用 ABSに近い硬さ
シリコンゴム シリコンゴム パッキン、キーボタン等に最適 硬度30~70° 透明、ナチュラル
※調色可



注型品の実績例

  • 【IR注型】

    TMCでは独自の製法により量産と同等のIRフィルタ性能を持つ注型品をご提案できます。
  • 【注型品】カラーバリエーション

    ウレタン注型でも繊細な色合いで高評化頂いております。シリコンゴムもきれいに着色します。
  • 【ウレタンゴム注型】

    注型で硬度も異なる注型同士、硬質ウレタンとウレタンゴムも一体化できます。
  • 【精密注型品】

    精度の高い機構部品も注型で対応可能です。
  • 【光拡散注型品】

    拡散剤を使用することにより、注型品でもLEDの光を拡散します。拡散具合も調整可能です。
    ※ウレタンアクリル相当光拡散配合
  • 【シリコンゴム注型品】

    パッキン、キーボタン等の試作も可能です。弊社のシリコンゴム注型は精度が良いと好評価を頂いております。

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