- 2026.10.13 技術情報 製造技術
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理想の発色と耐久性を実現する、塗装技術と品質管理
司ゴム電材の松川です。いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
製品の「顔」とも言える表面仕上げや塗装。「狙った通りの色や模様が出ない」「使用環境に合わせた耐久性が保てるか不安」といったお悩みはありませんか?
塗料は単に塗るだけでは本来の性能を発揮できません。
今回は、司ゴムグループの強みである「塗料のつくりこみ(仕様設計・条件管理)」と、高品質な塗装を実現するための裏側をご紹介します。
塗膜構成(レイヤー)の最適化
塗装の品質は、上塗り塗料だけで決まるものではありません。 「下地処理 + 下塗り + 上塗り」の一連の工程が適切に連動して初めて、美しさと高い耐久性が生あまれます。
当社では、お客様製品の使用用途・求められる外観・ご予算・耐久性などを総合的に検討し、最適な「塗膜構成」をご提案しております。
異種金属や複合材への対応もお任せください
・アルミ(A5052・A6063 等)やステンレス(SUS304・SUS430)をはじめ、多様な金属・素材に対応可能です。
・素材の表面エネルギー、酸化皮膜、熱膨張係数などの科学的特性を踏まえ、密着性を確保するための前処理・下塗り設計を行います。
量産時のブレをなくす、初期段階のつくりこみ
「サンプルと量産品で色や艶(ツヤ)が変わってしまう」というトラブルを防ぐ鍵は、量産前の初期調整にあります。特に、艶感・模様感・色味の再現性は、塗料自体の調整と塗装条件の最適化によって大きく左右されます。当社では量産に入る前の試作段階で、以下の条件を細かく検証・最適化しています。
・塗料の粘度調整・希釈率・攪拌条件の最適
・静電塗装における電圧設定の微調整
事前に量産同等品質の「塗料見本」を作成し、事前に仕上がりをご評価いただけます。
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写真:塗料見本
感覚に頼らない、数値管理とトレーサビリティ
塗料は科学的な条件を守ることで初めて真価を発揮します。 司ゴムグループでは、職人の感覚だけに頼るのではなく、すべての工程を数値データでも徹底管理しています。
厳密な数値管理
塗料粘度、焼付温度、焼付時間、膜厚などの各条件を標準化・数値管理し、安定した品質を保証します。
塗膜試験による裏付け(必要に応じて実施)
密着性、硬度、耐溶剤性、耐湿性、耐候性などの試験に対応し、仕様の妥当性を科学的に証明します。
安心のトレーサビリティ確保
塗装時の施工データをすべて記録保存。「どのロットが、どのような条件で塗装されたか」をいつでも追跡(トレース)できる体制を整えています。
単なる作業ではない“技術としての塗装”を
司ゴムグループがご提供するのは、単なる「色を塗る作業」ではありません。材料特性・塗料化学・工程設計を組み合わせた“技術としての塗装”です。
「このような素材に塗装できるか?」「特殊な塗装仕様を検討したい」
など、製品の価値を最大限に引き出す塗装パートナーとして、ぜひお気軽にご相談・お問い合せください。